盛況なフィリピンカジノ

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ユニバーサル・エンターテインメント社は、子会社のタイガーリゾート・レジャー&エンターテインメント社が運営するフィリピンのカジノIR(統合型リゾート)施設「オカダ・マニラ」の2019年8月におけるカジノ収益が大幅に上昇したことを発表した。



8月のカジノ収益が38.6億ペソ(約80億円)になると報告され、マスマーケットの継続的な伸びとVIPによる収益増が原因と分析されている。
「オカダ・マニラ」は約44ヘクタールの面積を誇るフィリピンでも最大規模のカジノIR施設だが、更に多くの利用客を収容するため、ホテル客室の拡張を行う計画もあるという。



高級和食店「割烹今村」など人気レストランやclubを併設した屋内プール施設が併設され、地元の富裕層にも人気のスポットとなっている。

フィリピンではニノイ・アキノ国際空港から高速道路=スカイウエイを利用すると車で10分程度で移動できる「エンタテインメントシティ」と呼ばれる地域に「ソレア・リゾート」、「シティ オブ ドリームス マニラ(COD)」、「オカダ・マニラ」と3つのカジノIR施設を誘致(計4つのカジノIR施設が予定されている)して新しい経済圏を生み出している。
海沿いに埋め立てられて誕生したカジノの街は、日本に例えるとお台場のような地域。治安も良く、フィリピンのイメージを一変させる地域といえる。

また、フィリピンはオンラインギャンブルに関しても前向きな姿勢を持っていて、政府機関がライセンスの発行を行なっている。
先日も、中国政府よりオンラインギャンブルの禁止を提案されたが、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領は中国政府からの圧力に屈しないことを選んだ。



2019年12月3日から世界最大規模のカジノ展示会「G2E」が、フィリピンの「マリオット・マニラ」にて開催されることも発表されている。
この国際的な展示会にはランドベースの関係企業だけでは無く、オンラインギャンブルやブロックチェーン系の関係企業も参加する予定。

フィリピンはカジノにおいて先進国なりつつある!!

カジノジャパン編集長
1968年東京生まれ。高校生時代にテレビゲーム雑誌の老舗「ファミ通」編集部でアルバイトをはじめる。
株式会社角川書店に就職して数々の雑誌編集、ゲーム開発、映像制作などを手掛ける。株式会社ゲームフリークへ転職した後に独立。出版やIT事業など、様々な事業を手掛けた後、タイやベトナムなどアジアを中心とする海外生活をスタート。
2015年にニュージーランドから日本へ帰国、2016年より『カジノジャパン』の編集長に就任する。
『カジノと日本経済』(宝島社)など、カジノ専門誌や数々の雑誌、ネット媒体にカジノに関することを執筆しつつ、IT事業やカジノ関係のコンサルティングなども手掛け、世界各国を飛び回っている。

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