オンラインカジノの違法性を解説【やったら捕まる?】賭博罪の考え方や摘発事例
安全性も紹介!

昨今話題になることが多いオンラインカジノ(オンカジ)の違法性について解説します。
オンラインカジノをプレイしている、もしくは始めようとする人のなかには、「バレたらどうしよう」「昔やってたら捕まる?」「そもそも違法か合法かどっち?」など疑問に思う人もいるでしょう。
賭博とギャンブルの違いや賭博罪の考え方、違法性について指摘された時期、法改正、過去の摘発事例について解説しているので、不安に思う人は要チェックです!
目次
オンラインカジノは違法?
日本の法律においては、オンラインカジノを含むギャンブルは一部を除き原則として違法とされています。日本の刑法では「賭博罪」という法律があり、ギャンブルを主催することや参加することが禁じられています。
賭博とギャンブルの違いがポイント
国家による正式な許可・認可を得ている、あるいは公的機関により運営されている賭け事は「ギャンブル」にあたります。一方で、そうした認可を受けていない胴元による賭け事は「賭博」です。
たとえば日本でも、競馬や競輪などは公営競技として正式に認められており、何ら違法性はありません。
公営競技や特別法により、賭博行為を禁止している刑法の対象外となっており、「公営のギャンブル」として誰もが安全に楽しめるのです。
逆に、当せん金付証票法で定められている都道府県や指定都市以外が、宝くじなどを無許可に発売するなどの行為は「賭博」とみなされ、完全に違法です。
いつから違法性について言及されたか
オンラインカジノの違法性が国会を通じて言及されたのは、2013年10月に「賭博罪及び富くじ罪に関する質問主意書」が提出されてからです。
2016年には、日本国内では初めてとなるオンラインカジノ利用者の逮捕でたものの、うち1名が否認したのち、検察の判断によって不起訴処分なりました。
オンラインカジノをやってるのがバレたら捕まる?摘発事例(逮捕事例)
2016年、オンラインカジノで遊んだ日本人3名が逮捕される事例がありました。
逮捕の理由として考えられているのが「日本人のディーラーを起用したサイトで、日本人が遊びやすい時間帯にライブカジノをプレイした」ことです。
つまり、明らかに日本人向けのゲームを日本人がプレイしたことが、日本における賭博行為にあたるのではないかと疑われたのです。
3名のうち2名は略式起訴を受け入れる形で罰金を支払い、残る1名は裁判で争う意思を見せたところ、不起訴処分となりました。
現金を賭けない無料アプリならオンラインで遊んでも安全!
国によってはオンラインカジノ(ネットカジノ)は合法です。日本でもオンライン上であっても現金を賭けない無料アプリであれば違法性なく遊ぶことができます。
今後法律も変わる可能性がありますので、よくチェックして安全に遊ぶようにしましょう。
更新情報
2025.3.19 記事内容を最新に更新
2025.2.25 記事全体の情報更新
2025.2.6 記事全体の情報更新