横浜カジノ構想がスタート!!

  1. ニュース
  2. 254 view

横浜市は47ヘクタール(東京ドーム10個分)の敷地面積を持つ山下ふ頭に新たな観光拠点として、カジノを含む統合型リゾート施設を計画、誘致に動くことが固まり、林文子市長が近日中に詳細を発表する模様。
横浜カジノ構想
IR実施法では国内で最大3都市の設置が認められる為、自治体による誘致競争は過熱するとみられている。
東京都心部や羽田空港からの利便性が高い横浜市は地理的には優位な地域となるが、キーマンとなる横浜の様々な企業を手掛けて、多大な影響力を持つ横浜港運協会の藤木幸夫会長はカジノ構想に反対していた。
当初、地元が潤うのであれば賛成という立場にあった藤木氏だが、海外カジノ勢が進出するという状況、依存症問題の危険性などを周囲に説かれて反対の立場に移行した。
「カジノ無しで、山下埠頭を開発する」と藤木氏が断言する中、はたして横浜にカジノは誕生するのだろうか?
シンガポールをはじめ、多くの国でIRが誕生して予算を投下したことによって、治安が良くなったり、依存症問題が解決した実績もある。
藤木氏が危惧する懸案に関しては、海外カジノと日本企業との合弁という方法をとれば、全額では無いにしろ利益を国内に貢献できる環境を提供することも可能であり、納得して頂ける可能性は高い。
横浜市は9月の市議会定例会に、2.6億円の関連費用を盛り込んだ補正予算案を提出、IR推進室(仮称)も新設する予定にある。
(2019年8月19日)

カジノジャパン編集長
1968年東京生まれ。高校生時代にテレビゲーム雑誌の老舗「ファミ通」編集部でアルバイトをはじめる。
株式会社角川書店に就職して数々の雑誌編集、ゲーム開発、映像制作などを手掛ける。株式会社ゲームフリークへ転職した後に独立。出版やIT事業など、様々な事業を手掛けた後、タイやベトナムなどアジアを中心とする海外生活をスタート。
2015年にニュージーランドから日本へ帰国、2016年より『カジノジャパン』の編集長に就任する。
『カジノと日本経済』(宝島社)など、カジノ専門誌や数々の雑誌、ネット媒体にカジノに関することを執筆しつつ、IT事業やカジノ関係のコンサルティングなども手掛け、世界各国を飛び回っている。

記事一覧

関連記事

news0918

大阪がカジノIR施設でリード!!

日本のカジノIR(統合型リゾート)施設において、最も積極的に動いていると思われる大阪府は、政府による基本方針決定前でも年内に事業者を公募する方針を明らかにして、吉村洋文…

  • 471 view
news0918

フィリピンカジノの盛況

カジノに関する展示会「G2E(Global Gaming Expo)」が2019年12月3日からフィリピン・マニラのマリオットで開催されることになった。…

  • 953 view
news0918

日本政府がIR基本方針案を発表

政府は、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の整備に関する基本方針案を公表した。立地区域の選定基準として5項目を示し、公平な審査を実施するため、国土交通省に有識者委員…

  • 324 view
news0918

日本で8地域がカジノIRを検討!!

観光庁によるカジノIR(統合型リゾート)の誘致に関する意向調査で、日本全国で8地域が検討していることが明らかになった。IR整備法では、国内3カ所までに整備計画を認めてい…

  • 555 view
news0918

盛況なフィリピンカジノ

ユニバーサル・エンターテインメント社は、子会社のタイガーリゾート・レジャー&エンターテインメント社が運営するフィリピンのカジノIR(統合型リゾート)施設「オカダ…

  • 721 view