アジア最大規模のカジノ展示会「G2E」がマカオに続いてフィリピン(マニラ)で開催された。
「G2E Asia@the Philippines」として、12月3日と4日に「Marriott Manila」で開催され、ランドベース(リアルなカジノ)およびオンラインカジノの関連企業、統合型リゾートホテル、ブロックチェーン企業やサイバーセキュリティー企業など約100社が出展していた。
注目されているアジアの新興ゲーミング市場において、「Solaire Resort & Casino」や「CITY OF DREAMS MANILA」、「OKADA MANILA」を率いるフィリピンはマカオに次ぐ市場を築いている。
また、フィリピン政府はオンラインカジノを正式に認めており、本イベントでもマカオでは出展ができなくなったオンラインカジノ系の企業が出展して、賑わいを見せていた。
なかでも注目したいのは、eスポーツをベッティングして楽しむ新時代のスポーツベッティング。
「TF GAMING社」が提供するサービスでは、1日4回程度開催されるeスポーツの試合をベッティングでき、アジア圏におけるeスポーツの人気に乗って、大きな賑わいを見せていた。
他にもVRでオンラインカジノを楽しむサービスなど、オンラインカジノ関係の展示企業は盛り上がってました。
ラスベガスやマカオなどの開催に比べ、会場規模は小さめでしたが、その熱量は強く、今後の開催が楽しみな展示会となっていた。