RIZIN代表×日本カジノ学院代表

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日本にカジノIRが誕生することで、大きなビジネスチャンスが訪れる!!

総合格闘技興行「RIZIN(ライジン)」をはじめ、世界を飛び回り、 エンタテインメントビジネス業界で活躍する榊原信行氏とカジノIRで 活躍する人材を育てる日本カジノ学院の贄田崇矢氏が意見を交わしてもらった!!

贄田 やっと、日本にカジノIRが誕生することが決まりました! 
 大阪をはじめ、カジノIRを誘致したいという自治体も増えています。具体的な地域も順次決定していくことになります。カジノIRにはエンタテインメントの要素が不可欠で、格闘技やスポーツ興行などはカジノIRと親和性の高いコンテンツです。そこで、日本の格闘技興行を牽引しつつ、実際に世界のカジノIR関係者とビジネスを行なってきた「RIZIN(ライジン)」の榊原代表に話を伺いたいと思います。
榊原 日本もワールドスタンダードの国になれる日がきました。日本にカジノIRが誕生することで、大きなビジネスチャンスが訪れます。
 いろんな意見がありますが、カジノIRは社交の場で、世界中から観光客を招くに際して、なくてはならないアイテムなんです。資源の無い日本は観光で経済効果を高めていきたいわけで、社交の場としてカジノIRという大人が楽しめるエンタテインメントは必須です。ラスベガスでは、カジノプレイヤーが最も好むエンタテインメントコンテンツの一つが格闘技で、主な格闘技興行はカジノ施設で行われています。ボクシングの大きなタイトルマッチはラスベガスのカジノ施設で開催されることが昔からの定番なんです。
 最近では、マカオのカジノ施設も積極的に格闘技興行を誘致して、総合格闘技の興行も定期的に開催され、RIZINにも声が掛かってます。プロボクシング史上はじめて無敗(50戦全勝)で世界王座5階級制覇するなど、輝かしい実績を持つメイウェザー選手も日本のカジノIRに強く興味を示していたり、世界中の格闘技関係者が日本のカジノIRに興味を持ってます!
贄田 格闘技などカジノと親和性の高いコンテンツを保有する興業主にとって、大きなビジネスチャンスが訪れますね。格闘技以外のスポーツにも関心はありますか?
榊原 FC琉球というサッカークラブを沖縄県と組んで運営してきたんですが、カジノIRを隣接させ、アジアで一番のサッカースタジアムを作って、沖縄観光のシンボルにしようと構想していたこともあるんですよ。 
 イギリスの「リコー・アリーナ」はサッカースタジアムなんですが、カジノ、ホテル、会議施設、ショッピングセンターなどが併設されて、まさに日本で構想されているIR(統合型リゾート)のような施設なんです。
 格闘技もサッカーも、世界でやってない国がないくらい、言葉の壁を越える世界で共通するコンテンツはスポーツであって、そう考えると格闘技もサッカーもポテンシャルがあると思うんです。
贄田 日本はIRを理解していない人ばかりですが、関連ビジネスは良くなるし、雇用も増えるし、得た税金は福祉に充てられるし、とても魅力的なものだと思います。
榊原 数年後にカジノIRが誕生する際、そこから作っても遅いので、世界に通用するコンテンツを今から準備しておきたいと思ってます。

贄田 海外ではスキルスポーツと呼ばれるテキサスホールデム・ポーカーなど、賞金制のトーナメントゲーム、またはeスポーツのような分野もカジノIRと相性が良く、人気ありますよね。
榊原 我々も「RIZIN」の興行にeスポーツの試合を組み込んだり、すでにテストケースとして実施しているんです。eスポーツは、世界的には市民権を得ていて、今年開催される「アジア競技大会」に取り入れられ、オリンピック競技になる話まで出ています。
 勝負の世界をプロデュースすることが生業なので、リアルな世界も、eスポーツなども、手掛けていきたいです。
贄田 WSOP(世界ポーカー選手権)の優勝賞金は10億円を超えますからね!
榊原 夢がありますよね! しかし、人手不足が騒がれる日本では、カジノIRで働く人が足りないと思うんですが、どのくらいの人数が必要なんですか? 
贄田 三ヶ所のカジノIRでディーラーだけでも一万人が必要といわれてます。今から技術を学んで、海外の提携施設で経験を積んでもらい、日本にカジノIRが誕生する際に中核で働ける人材を育てたいと考えています。
榊原 それは素晴らしいですね! 日本にカジノIRが誕生しても、働ける日本人が揃っていなければ、日本式カジノIRは誕生しないわけです。
 カジノIRが誕生してからでは遅いし、若者たちに、セカンドキャリアを目指す人たちに、是非とも学んで欲しいですね。今スタートしたことが数年後に「学んでおいて良かった!」と絶対になる職種だと思います。 
贄田 日本のカジノIRで、卒業生が榊原さんとイベントを開催する日を楽しみにしてます!


榊原信行(さかきばら・のぶゆき)
総合格闘技の興行「RIZIN」をはじめ、世界中から注目される日本の総合格闘技業界を牽引する人物。
各国のカジノIR施設で開催される格闘技興行の視察など、多くのカジノIR施設を見ている。


贄田崇矢(にえだ・たかや)
北海道から九州まで、全国で展開する「日本カジノ学院」を運営する人物。
世界のカジノIRからも注目されている。

カジノジャパン編集長
1968年東京生まれ。高校生時代にテレビゲーム雑誌の老舗「ファミ通」編集部でアルバイトをはじめる。
株式会社角川書店に就職して数々の雑誌編集、ゲーム開発、映像制作などを手掛ける。株式会社ゲームフリークへ転職した後に独立。出版やIT事業など、様々な事業を手掛けた後、タイやベトナムなどアジアを中心とする海外生活をスタート。
2015年にニュージーランドから日本へ帰国、2016年より『カジノジャパン』の編集長に就任する。
『カジノと日本経済』(宝島社)など、カジノ専門誌や数々の雑誌、ネット媒体にカジノに関することを執筆しつつ、IT事業やカジノ関係のコンサルティングなども手掛け、世界各国を飛び回っている。

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